FORTIS
フォルティスが宇宙で飛行した距離はなんと土星までの往復!?

地上から約400km上空にあるISS国際宇宙ステーションでは、現在、ISS第27/28次クルー3名と先日6月10日にドッキングした日本人宇宙飛行士古川聡氏を含むISS第28/29次クルー3名がミッションに就いています。
第27/28次クルーは「B-42コスモノート クロノグラフ」(Ref.638.10.11M)を、第28/29次クルーは「B-42コスモノート デイデイト」(Ref.647.10.11M)をそれぞれ公式装備品として装着し、2011年7月現在、合計6本のフォルティスの腕時計がクルーたちをサポートしています。6月のISS第28/29次ミッション以降、クルーたちは異なる化学実験を遂行し、ISSの維持と修復を行っています。

たとえば、4月からISSに滞在中のロシアのアレクサンダー・サマクチャイエフ宇宙飛行士は、特にハリケーンのような天災や人災後に写真やビデオ機器を使って地球の表面の異変を立証することにより、ロシアが長期にわたり行ってきたUraganと呼ばれる実験を担当しています。ISSは地球の周り約42,300km(=26,284マイル)の軌道を91分で周回しており、これは宇宙飛行士が地球の表面の変化を安定的に記録するのに完璧なコンディションです。

6名のクルーは、7月8日に米国フロリダ州のケープ・カナベラル発射基地から飛び立ったスペースシャトル“アトランティス”のクルー4名をISSに迎えました。スペースシャトルは最後のフライトとなり、このSTS-135とともにNASAのスペースシャトル計画は終了します。これから、有人宇宙ミッションはロシア連邦宇宙局の新しい長官ウラジ-ミル・アレクサンドロヴィッチ・ポポフキンとともに推進されます。

フォルティスは、2人の前任者同様に新しい長官とも宇宙計画の契約を更新しました。フォルティスは1992年に最初に宇宙に飛び立ち、ロシアの有人宇宙計画の公式時計としてミッションをサポートし、280回のフライトで約100,000周地球を周回したことになります。 宇宙はフォルティスのクロノグラフが約20年間、5500日以上も宇宙空間に連続して滞在しているという事実を持って、その力量を証明しています。